やっぱり海洋交易ゲームって楽しいなぁと改めて思いました。
大航海時代シリーズが大好きでしたが、このちまちまと交易で稼いで新しい船を作り、仲間を増やして艦隊を強化していくって作業がほんと楽しいんですよ。まだまだ始めたばかりで陸上探検などは未経験なんですけど、現時点ですでに中毒性が高い。

新しい街を発見したとき。
美味しい交易ルートを見つけたとき。
苦労して資材を集め、新しい船を建造したとき。
強化した艦隊で勝てなかった敵艦隊を撃破したとき。
酒場女と仲良くなってプレゼントをもらったとき。
ああ、大航海時代を冒険しているなーって感じるんですよね。

大航海時代4が好きだったけど、後継作品はなんか違ったんだよなぁと嘆き悲しんでいた方、是非このゲームをプレイしましょう。絶対にハマります。

艦隊を率いる一提督(海賊?)になって架空のインド洋で跋扈するゲーム。
最初システムに慣れないうちは何をしていいのか分からないかもしれないが、ヘルプなり公式攻略ページなりを見たり、経験と共に理解度が増すと途端に止め時がない神ゲーと化す。
強い艦隊を作るには金が要る。金を得るには安全な交易範囲を増やすために艦隊が要る……。気づいた時には自慢の最強艦隊で他国を脅かすバカの海賊一丁でき上がりってわけ。

強いて不満を挙げるなら恋愛イベントがないこと。せっかく美男美女の登場人物と好感度システムがあるのだから、ロマンスも欲しいなと無いものねだりしてみたり。

このゲームが気になるタイプの方ならおそらくご存知のあのゲームのフォロワー、という点は実に明確なのですが、
その上で新世界や地中海、舞台の近所であるジパングさえもバッサリと切り落とす(勢力は出てきますが)判断には少なからず驚きました。
そしてその分だけ更に濃度、密度を増した構造になっている点を考えれば英断と言えるでしょう。
前例たる作品では海路上で出逢う艦隊はそう多くはなかったのに対し、本作ではまさに入り乱れるように10以上の勢力の艦隊があちこちを航行しており、まさに(別ゲーのタイトル)。
敵対勢力にも同盟勢力にも、長い間会わないなんてことはまずありません。
ですので・・・「別勢力の艦隊を襲って金にしたい」人にこそ、このゲームが最もオススメできると言えるでしょう。
何せ、そこら中が艦隊(マト)だらけなのですから。