2022年3月21日は『春分の日』!この日にドルフロのウェブリーから怪文章「朝夕の契り」が届きました。
朝夕の契り
To:指揮官
ごきげんよう、指揮官。今日は春分の日ですが、なにか特別なご予定はありますか。
お洋服の購入や試着のためのお誘いだと思われているかもしれませんが、実は違います。
春分の日には、明るい太陽の下、お花見をしたり、ぼた餅を食べたりして、夕暮れの時には、逝去してしまった大切な人々の冥福を夕日へ向かって祈ると聞きました。
ささやかだけれども、喜びや悼み、希望と悲哀のこもった一日・・・・・・一体どのような景色をみたり、気持ちを感じたりできるのでしょうか?
甘い香りに満ちた空気、空を舞う鮮やかな桜。そして、夕焼けによって、金色にと染め上げれる様々な物たち・・・・・・きっと美しいに違いありません・・・・・・。指揮官さま。もしも、ご予定がお決まりでないのでしたら・・・・・・わたくしと一緒におでかけしませんか?
服装でしたら心配に及びません。既にあなたにぴったりの衣装を見繕ってありますから。わたくしからのささやかなお礼です!了承してくださるのなら、お返事のほどよろしくお願いいたします。湖畔に咲く花々のそばでおまちしておりますね。
春分の日を共に過ごせることを楽しみにしております。
春分の日の由来は?
「春分」は「二十四節気」のひとつ。
二十四節気は太陽の動きをもとに1年を24分割した暦で、その時候ごとにふさわしい名前がつけられています。
春分は二十四節気において一年のはじまりの季節で、皇室の行事「春季皇霊祭(しゅんきこうりょうさい)」という祭日が名前の由来であるといわれています。
太陽が黄道上の「春分点」を通過した日を「春分日」と呼び、その日から春分がはじまりますが、この「春分日」を現在の「春分の日」と定めています。
春分日は昼と夜の長さが全く同じになり、この日を境に昼がだんだん長くなっていき夜が短くなる、季節の節目となる日です。
冬が終わりを告げ春の訪れが感じられるこの日を、昔から人々は自然に感謝し春を祝福する日として祝っていたのです。